ITとICTとIoTの話
ITって? ICTって? IoTって?
ITは「情報技術」、ICTは「情報通信技術」、IoTは「モノのインターネット」の総称です。ニュースや新聞の記事で「IT」や「ICT」、「IoT」などの言葉を見かけることがありますが、どんな意味があるのかよくわかりませんよね。
次の表ではIT、ICT、IoTの特徴を紹介しているのでご覧ください。
言葉の意味はほぼ同じですが、ITは「情報技術そのもの」、ICTは「情報通信技術の使い方」と区別することもできます。
国際的にはIT、ICTどちらの技術も「ICT」と認識されているため、日本でもICTという言葉が定着し始めています。
私たちが何気なく使っているインターネットの利用方法はICTの発展によるものです。
【IoT】
離れたモノの状態を確認・操作するなど、モノをインターネットに繋げて遠隔操作をする技術はIoTの発展によるものです。
IoTの指す「モノ」とは、冷蔵庫やエアコン、スピーカーなどの従来はインターネットと繋がらないだろうと思われていたモノの事です。 テレビのCMなどで見かける「スマート家電」といわれる電化製品にもIoTの技術が使われています。
例えば、エアコンだと外出先でもスマートフォンで温度調節ができる製品がありますし、照明などもつけたり、消したり出来ます。
また、自宅で留守番をしているペットの様子を外出先で見守ることができる「見守りカメラ」もIoTの技術を使っています。
今注目されているものに、農業分野にIoT技術を取り入れたり、工場やオフィスに取り入れたりして、離れた所から情報を収集したり。今後どんどん取り入れられていくと思われます。